[はじめに]

注文住宅を計画する時、「どんな感じの家にしたらいいんだろう?」「どこの業者にしよう?」という時には、とりあえず住宅展示場を見学に行ってみることは、イメージができて参考になります。

でも、住宅展示場で色んなことを鵜呑みにしていてはそこの営業さんの思うツボなんですね。

[注意することは?]

まずは「広さ」です。住宅展示場の家は各スペースがかなり広めに取られています。例えば「LDK」は商談スペースも兼ねていることが多く、何組もお客様が来てぎゅう詰めにならないように、また、開放的な印象を与えるため広くなっています。
スペースが広いと色合いや質感も違ってきます

材料も一般的にはグレードの高いものを使っています。

ルーバーや間接照明、意匠に凝ったモダン和室と、見ていて設計に取り入れたくなる演出をしているのです。全ての部位に高い材料を使っているっているわけでもこともありませんが、「あっ、いいなあ」と思わせるところには少し高い仕様の材料が使われているんですね。そこでお客様に印象づけることで、実際に計画・設計をする際に、「取りいえたい」と思わせます。

別に悪いことではありませんが、展示場のおしゃれなデザインやハイスペックな仕様を色々と取り入れていると、それだけ高くついてしまうということです。

そして、最初に来客の名簿やアンケートを書かないといけないこともデメリットです。断ることもできるのでしょうけど、なかなかしつこいですからね。個人情報である住所や電話番号を記載するのはやはり嫌なものです。書けば、セールスの電話やチラシがきますので、できれば本命の業者以外では書きたくないものです。

もう1つ、大きなポイントとしては、住宅展示場は主に「ハウスメーカー」と「ビルダーや工務店」であるということです。何かと言いますと、設計のプロである設計事務所の作品ではないことがほとんとだということです。業者選びの選択肢は、

・設計事務所の設計+工務店の施工
・ビルダーや工務店の設計施工
・ハウスメーカーの設計施工

という三通りになります。「業者選びについて」の記事も見ていただきたいのですが、設計事務所に設計をお願いするという選択肢も、やはり考慮しておくべきです。

[展示場で見るべきポイントは?]

住宅展示場で気をつけて見ておきたいところは以下の点です。

①間取りは参考程度に。

間取りは建てる土地によって様々です。住宅展示場の家は各部屋を「展示」しているだけで、動線は営業的な目線で考えられています

生活をする間取りとして見るのではなく、あくまでも材料や工法を確認する機会ととらえてください。

②仕上げ材の質をチェックする。

実際に住宅の設計に入ったら、仕上げ材の質感をイメージする必要があります。

仕上げ材はサンプル品がありますので、サンプルをみてイメージすることになりますが、サンプルは通常小さいサイズしかありませんので、仕上がった際には「なんかイメージと違う・・・」、ということはよくあります。

そのため、住宅展示場では実際の色んな仕上げ材の仕上がり感を見て、参考にしておきたいものです。

③広さの感覚をつかんでおく。

先ほど住宅展示場は広めに造られていると言いましたが、実際の距離感、ボリューム感を感じるには有用です。

例えば、キッチンのスペースもメジャーで測ってみて、「ここでは幅が100cmもあって広々と使えるけど、実際は90cmくらいだからこのくらいかな?」といった感じで検討できます。

[まとめ]

このように、①~③を考えてみると、住宅展示場は業者を決めるためにも参考になるんですが、業者を決めて設計に入ったあとの方が参考になると思われます。

業者を決めるためだけでなく、実際の広さや質感のイメージをつかむためにも利用してみてください。


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